独り言

仕組み化

2024年10月7日

お世話になっているお得意先。

仕事が後ろ倒しになっていることが多い。

そして今日、とうとうクライアントからクレームが入ったらしい。

その会社はクライアントから資料をもらって入力業務をするのだけど、その資料がなかなかもらえない。

資料をもらえないからその先の作業も遅れる。

更に入力業務のリソースもあまりないから更に遅れる。の悪循環。

クライアントとやり取りしている担当者はとてもいい人で憎めない人。

そして頑張り屋さん。

今日は、その会社のトップの人が言っていた言葉を忘れないように記録したい。

そのトップはその人に、仕組み化しないと同じことが起きる。と

経営学などを勉強すれば当たり前のように出てくる言葉。

でも、人によってはなかなか実現するハードルが高いと思う。

今までの思考パターンが邪魔をする感じ。

その担当とトップのやり取りはとても勉強になった。

毎日触れてる環境だから特にそう思う。

そのやり取りはこんな感じ。

担当:資料が出てくるのが遅いんです。

トップ:遅いというのはどういう基準で判断しているの?

担当:・・・・

トップ:どういう基準が「遅い」というのか、お互いの認識を合わせる必要があるね。

担当:それと、先方は、ITリテラシーも低くて、連絡手段もアナログだし、〇〇という資料も出せないから、来社された際に私がコピーを取っているんです。

トップ:もっと、クライアントと対等に接していいと思う。〇〇さんは、自分から業務を増やしている。相手に要望があるように、こちらにも要望があって持ちつ持たれつ。どっちが上でも下でもないよ。相手の要望を実現するために逆算して依頼する資料を明確にして、お互いの要望やタスクを見える化する。先方の要望を実現するために必要な資料を先方が提供しないのであれば、その責任はこちらにはないのが明確になる。こんな状態ならもちろんクレームにもならないよ。

こんな感じ。

文章で書くとありふれた感じだけど、今日はとても得した気分になったんです。

そろそろ寝ます。

Nokuでした。

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